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ゴルフのロリー・マキロイが東京オリンピックに出場しない

世界のゴルフ界で有名選手「ロリー・マキロイ」選手が、東京五輪い参加しないと表明した。ジカ熱への感染を懸念してスター級がほとんど出なかったリオ五輪に続き、凡戦を見せられるのかとがっかりである。日本経済新聞に「個人の選択なので尊重してほしい」とコメントが来た。

日本の衛生状態はブラジルほど心配はいらないぞ!とブツブツ言っていたら、事情は全然違った。マキロイ選手は英国とアイルランドの二重国籍。リオ五輪ではアイルアランドから出ると決めたが、金メダル候補に逃げられた英国でかなり悪く言われたらしい。嫌気がさしてジカ熱を理由に出場を取りやめたというのが真相だ。

したがって、 五輪参加が国単位である限り出場する気はないそうだ。大会ごとに国籍を変える渡り鳥選手ならともかく、生まれつき二重国籍なのは彼の罪ではない。五輪憲章には「選手間の競争であり、国家間の競争ではない」と書いてある。メダル競争に奔走する国が多いせいで、居場所を失う選手がいるのは残念だ。だから、二重国籍に目くじらを立てるべきでないと書くと、異論を唱える人が多いだろうが、二重国籍気嫌いの愛国者であればあるほど東京五輪が低調でよいとは言うまい。

ゴルフは特定国に有力選手が偏りがちで、世界ランク30位までに米国選手が12人も入っている。国別の参加枠を取り払い、個人参加にした方が絶対盛り上がる。(2017年1月16日・日本経済新聞「春秋」)

|Posted 2017.1.23|

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