話の広場
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大谷翔平・野球の神様が微笑んだ理由

WBCで侍ジャパンが見事、優勝しました。

最後は大谷翔平選手がエンゼルスで同僚のトラウト選手を三振に打ち取っての優勝。
大谷選手は大会MVPに選ばれました。この大会、まるで大谷選手のために最初からすべてのシナリオが書かれていたような気がするくらいの活躍で、当然のことです。

それにしても大谷選手はとてつもない「強運の持ち主」です。
ただ私は大谷選手にこの「強運」をもたらしたのは、偶然ではなく必然だと思います。
大谷選手は類い稀な才能を持っていることは当然として、人としての立ち居振る舞い、言動、行動、そのどれもがほぼ完璧思われるぐらい立派で、人格的に素晴らしい人と思われます。

こうした素晴らしい人格形成は、本人の日々のたゆまない努力なくしては決して実現しません。
「野球の神様」は、こうしたこれまでの大谷選手の努力を知っていたからこそ、微笑んだのだと思います。
こうした大谷選手の姿を見ると、「運」というものは勝手に向こうから近づいてくるものではなく、少しでも立派な人格となれるよう、日々、たゆまぬ努力を続けることによって初めて引き寄せることができるものだと言えるのではないでしょうか。

大谷選手には学ばせていただくことばかり。
あらためて脱帽です。

個別ページへ |Posted 2023.3.23|

中国「職業学生」の役目(大阪大名誉教授)

2022年末のこと、中国関係のニュースで次のようなことが伝えられていた。
すなわち、さまざまな国に中国の公安当局が、その拠点を置き、ひそかに「警察活動」を行っている、と。しかし、日本においてはどうなのか、という点について明示は見えなかった。ま、言わばぼかしている。

こうした記事を読んで。老生の感じた気持ちは、何を今さら、というものであった。と言うのも、今から65~6年も前、大学時代に知った「中国人学生」の諜報活動における驚愕の事実が老生の心の中に生きていたからである。まずその話をしたい。老生、中国研究を志していたので、当時、中国と国交があった中華民国(台湾)出身者を主として何人か中国人留学生と親しくしていた。その中の一つが俗にいう名称の留学生であった。

職業学生ーこれは中国製のことばである。すなわち、大学生を職業とする、とでも言うことを示す。彼らは、国家の特務機関の属するものであり、外国の大学に正式に留学しその大学における中国人学生の動向をひそかに調査し、一定の期間に報告することを任務としている。留学生のことをスパイするのではなくて、自国留学生の動向についてスパイするのが任務なのである。

こうした活動は今の「大陸」の中国人にも共通のことであろう。この職業学生同士は知り合いではない、という極めて孤独な立場にあって職務を遂行していた。鉄の意志があったというほかない。ということで、中国人学生の誰が職業学生であるかは、まず分からない。

こういう話があった。
かって老生と同僚であったA氏が東京で、一旦、帰国した某君と出会った。声をかけたが、まったく知らん顔をして去ったという。それはそうであろう。任務を終えて帰国した特務が、再来日するときは姓名を変えて。初めての来日という形で任務に就くのであろうから。特務は警察ではなくて、軍に属する。

もちろん、特務としての訓練を受けているが、重要要点は人柄が他人に好かれることだ。今にして思えば、前期の中国人某君は安物の映画などにお出てくるようないかにもスパイのような感じではまったくなかった。明るい好感の持てる勉学熱心な(いい学生)であった。という点で、老生も騙された一人であるいうことだ。中国は長い歴史経てきている以上、人間が考えそうなことは考えつくしている。スパイなどあって当然のことだ。今さら驚くことではない。

日本にとって大切なことは、彼らのスパイ活動を見抜き、対処できる人材の養成をを行い続けることではないか。
『書経』説命の中に曰く(せつめいのちゅうにいわく)「備え有れば患え無しそなえあればうれえないし」
(大阪大学名誉教授・加地伸行氏の投稿から2023.02.05)

個別ページへ |Posted 2023.3.6|

故・豊田章一郎氏「現地現物」説き続け(日経)

トヨタ自動車の名誉会長の豊田章一郎氏は、ひたすら「現地現物」を説き続けた経営者だった。父親(豊田創業者・喜一郎氏)昔、小さな車を自分で運転し、家の周辺をぐるぐる回っていたことがありました。試運転だったのか。ところが、途中で車がひっくり返ってしまった。あまり運転はうまくなかったのでしょうーーー。

章一郎氏が語ってくれたエピソード。笑い話かなと思ったら続きがあった。「でもね。体験しないとわからないことがあるんです。その体験を生かして、ひっくり返らない車を開発していかないと」トヨタに入社して6年目の1957年、初めての海外出張として米国を訪問した。当時、「独フォルクスワーゲン(ⅤW)」「ビートルズ」の人気が急上昇し、外国車締め出しの機運があった。

このままではトヨタは永遠に米国市場へ入れなくなると「クラウン」を急ぎサンプル輸出していた。そのテストが主な仕事だった。ニューヨーク、ボストン、デトロイトと走り「これならいける」と報告。クラウンの輸出を始めた。しかしすぐに、米国の高速道路で珠珠つなぎの車列に合流するには、馬力不足であることがわかった。苦情が殺到。試験が不十分だった。

章一郎氏は「現地現物とは単なる現場主義ではない」とも語っていた。
「走らせて満足で」ではなく「現場ニーズを徹底的につかむ」重要性をクラウンの教訓とし、時には貪欲に情報を得ることも。数年後、ニューヨークで偶然一緒になった米国通のソニー創業者、盛田昭夫氏から「米国ではもう少し大きなエンジンを」ともアドバイスを得たこともあった。これらの取り組みが現在のトヨタの収益源であり米国事業、高級者ブランド「レグサス」の礎となった。

口数は決して多くはなかったが、言葉はユーモアにあふれ、その温かさに接した人は親しみを込めて「章ちゃん」と呼んでいた。元経団連会長として異例の呼ばれ方だろう。祖父、トヨタグループの創始者、発明王だった豊田佐吉翁の命日に、生家のある静岡県で開かれる顕彰祭。「発明しようと思っても失敗ばかり」と嘆く小学生に「失敗の数なら私も負けないよ」とやさしく耳打ちしていた姿が印象的だった。

冒頭のひっくり返ったエピソード。
「社長(章男氏)も18歳の時、車を運転していて、自宅前でひっくり返ったことがありますけどね」との言葉で締めくくった。章男氏は現在、国内外の自動車レースに参加するほどの腕前。章一郎氏のちゃめっ気が現れたた瞬間でもあった。

自分の息子の章男氏への評価について、やじ馬的な要素を含めて社内での関心は極めて高かったが、語ることはほとんどなかった。ただ、本人に恥ずかしそうに話す場面に同席したことがあった。「よく、やってると思いますよ。大変だと思いますが、グループ30数万人の社員を背負っているのですから」章男氏が社長を佐藤恒治氏に引き継ぐことを発表したのがわずか3週間ほど前。失敗を恐れずに脱車屋をめざす佐藤次期社長へNバトンタッチ見届けるように2月14日、この世を去った。
(日経新聞・企画報道部長・黒沢裕氏・2023.02.16)

個別ページへ |Posted 2023.2.16|

衆議院選挙制度協議会がスタート

衆議院議員古川元久氏の投稿から
小選挙区比例代表並立制という現行選挙制度のあり方を与野党で議論する「衆議院選挙制度協議会」がスタートしました。

これは私たち国民民主党が一昨年の解散総選挙の時から「選挙制度の抜本改革の実現」を掲げ、選挙後行われた初めての与野党国対委員長会談で私が選挙制度を議論する与野党協議会の設置を提案し、以来、ことあるごとに設置を求めてきましたものです。ここまでくるのに一年半あまりかかりましたが、ようやく協議会の設置までこぎつけました。

この協議会で、まずは現行制度の導入の経緯から振り返り、その検証を行うことで合意しました。
「令和7年の国勢調査の結果が判明する時点を目途に具体的な結論を得るよう努力する」と、昨年の10増10減を含む区割り見直し法案が成立した際の付帯決議にあります。
この期限を守るためには、それほど時間的余裕はありません。

私は政治不信や政治家の質の劣化を招いている一因は現行の選挙制度にあると考えています。
その意味でも今後、精力的に協議会を開いて議論を重ね、できるだけ早く現行制度の問題点について与野党で共通の認識を持ち、新しい選挙制度の制度設計の議論を始められるようにしたいと思います。

個別ページへ |Posted 2023.2.10|

アメリカ上空内の中国の大型気球(2023.02.04Yhoo~)

米国の領空内に中国の大型気球が侵入した問題で、米国防総省のライダー報道官は3日の記者会見で「中国による偵察を目的としたものであり、米領空への侵入は国際法違反だ」と指摘した。気球本体にぶら下がっている部分に偵察用の機器が搭載されているとの見方を示し、中国外務省による「気象研究などが目的の民間の無人飛行船」との説明に反論した。

米政府は、気球がさらに数日間、米領空にとどまるとみている。 【写真:米領空内を飛ぶ気球】  国防総省によると、気球は3日午後(日本時間4日未明)時点で、米本土中央部の上空約1万8000メートルを東進している。ライダー氏は「中国政府の(民間飛行船との)声明は認識しているが、我々は偵察気球だと知っている」と強調。気球は「操縦可能で、途中で飛行ルートを変更した」とも指摘した。北米航空宇宙防衛司令部が引き続き、気球の動向を監視している。  また、ライダー氏は「この種の気球の活動は、過去に他の場所でも確認されている。

しかし、今回は米領空にとどまっている期間が長い点が異なる」と説明した。日本でも2020年に宮城県上空で同様の形状の気球が確認され、河野太郎防衛相(当時)が「24時間、警戒監視を続けている」と述べたことがあった。21年にも東北地方で同様の気球の目撃情報があった。今回確認された気球とこれらが同種かどうかについて、ライダー氏は言及を避けた。  1日に気球の飛行が確認された西部モンタナ州には、核弾頭搭載の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を運用するマルムストロム空軍基地などがある。

米CBSニュースによると、バイデン大統領はモンタナ州上空に気球が飛行した際、当初は撃墜すべきだと考えていたという。しかし、地上に落下した際の人的・物的被害を懸念する国防総省や米軍幹部らの助言に従い、撃墜は見送った。国防総省は「地上への軍事的、物理的な脅威はない」としている。【ワシントン秋山信一】Yhoo~

Yhooに投稿された原稿の一部
ニューヨークタイムズの報道によれば、中国を出発した気球がアラスカ付近を通り、カナダ経由でモンタナ州に入ったようです。民間機の一般的な飛行高度よりも高い位置を飛行していることもあり、軍が監視しているようです。中国の民間の気球という説明には無理があります。

ブリンケン国務長官は抗議の意を示すべく訪中を一旦中止としました。他方、マッカーシー下院議長は台湾訪問を予定しています。議会での対中警戒論が強まるのは必至で、中国は大きなミスを犯したというべきでしょう。

個別ページへ |Posted 2023.2.4|

令和5年(2023年)干支・葵卯(みずのと・う)

今年の干支は癸卯(みずのと・う)です。

「癸」は万事筋道を立てて物事を考えて処理することを意味し、「卯」はかやなどの草木が生い茂ることを意味します。そこから癸卯の年は「万事筋道を立てて処理してゆけば繁栄に導くことができるけれども、筋道を誤るとこんがらがって、いばらやかやのようにあがきのつかぬことになる。その果ては混乱・動乱、あるいはぶち壊し、ご破算になる」(安岡正篤著「干支の活学」)と言われています。

いま日本を取り巻く内外の諸情勢を考えると、この干支が指し示す通り、まさに今年は日本の将来を決める「分岐点」となる年になるのではないでしょうか。私たちが直面する多くの課題に対して、その解決を先送りすることなく、きちんと向き合って、一つひとつ筋道を立てて解決していくことができれば、今年は日本が長期低迷から抜け出し、新たな繁栄に向けてのスタートを切った年にすることができるでしょう。

しかしもしそれができなければ、今後も日本のさらなる低迷は決定的となる年になってしまうでしょう。
その意味で「繁栄か衰退か」の分岐点の年です。(ふるげんレターより)

個別ページへ |Posted 2023.1.5|