話の広場
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脚本家・演出家からのメール

この不景気の中で頑張っている事を聞くとほっとします。私もきりきりしながら頑張っています。でも年です。あと何年頑張れるか、自分でも人生が不思議に見えてきました。 お寺に生まれ、芝居をやり、脚本を書き、これも岐阜高校演劇部のために書き始め、中国公演をやり、全国公演をとなり、さらに映画化となるなんて、人間と言うものはどこへ行くのか、どこへ収まるのか不思議です。いずれにしてもあと何年かすれば、みんななくなるのです。
この寂しさが仏を必要とするのでしょう。この頃、そんな本ばかり読んでいます」と言う内容でした。文中の岐阜高校は、当時・愛知淑徳高校と毎年大会で文部大臣賞を争っていた・中国公演・全国公演、映画化とは、途中でタイトルが変わったが、ご本人の脚本「郡上一揆」のこと。
(こばや しひろし氏劇団民芸の故宇野重吉と親交が深かった。(株)アイチテクノ・遠山堯郎の恩人 )

 |Posted 2006.8.5|