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式年遷宮「今、改革のときー未来のために」

神宮式年遷宮を4年後に控えた2009年11月3日、宇治橋渡染式が行われた。式年遷宮と同様、20年ごとに宇治橋を架け替えるのは、明治の時代になってからだ、1949年に予定した第59回式年遷宮が、戦後の窮状もあり延期される中、宇治橋だけは架け替えられた。その後59回は4年後に斉行され、以来、宇治橋は遷宮の4年前に架け替えられている。大工の作業を分散するとともに遷宮への興味を高める役割を果たしている。

宇治橋はじめ20年ごとの式年遷宮には、1万3000千本ものヒノキを用いる。最大の太さはの木は御正殿の扉になるもので直径が1.2mが必要だが、一枚板が取れるような木は入手不可能で、1929年(昭和4)年の式年遷宮を最後に一枚板ではなくなり張り合わせているそうだ。

神宮の式年遷宮は飛鳥時代に「天武天皇が定め、持統天皇の治世690年に第1回が行われた。そのご、戦国時代の120年におよぶ中断を乗り越え、1300年にわたって61回の遷宮が繰りかえされて来た。
この間、制度誕生と変わらない慣習を守り続けているといわれると思われがちだが、実はそうではない。時代の変化に翻弄されながらも、より良い方法を探りながら自ら変化しつつ、その上で信仰や文化を連綿と継承そ続けたのである。人口減少、少子高齢化が進行する中、新政権は動揺が収まらない建設業界にさらなる変革を求めている。式年遷宮同様、建設業も日本に不可欠の存在として。将来のために新たな橋を架け、永続させなければならない。(2010年1月3日・日・建通新聞より抜粋)

|Posted 2010.1.3|